かけらのかけら

ジャニゴトとか日常とか好きなものを好きなだけ

消せないはなし

 

新宿駅のJR線ホームへ続く階段、

やっぱり眩しくてちょっと切なかったな

 

自分の組織の親玉組織の役員を卒業しました

て言っても去年卒業して、今年度は会計監査で居残ったんだけどなんやかんやとごにょごにょ

 

これでほんとにおしまい

もう4度目の退任挨拶はしない

 

労働組合の役員やることになって8年目

その時間のほぼ半分くらいは、親玉組織に

足突っ込んでました

私なんてひよっこは片隅で愛想笑いしとこ、そのうち誰も気づかんやろ、と思ってスッと生きて行くつもりだったんだけどなあ

先輩に言いくるめられてちょっと突っ込んだらズブズブでした。

 

でも沼の先に、大好きだなぁと思える

尊敬できる仲間たちにも会えました。わーい。

 

当時、私以外みんな東京に住んでて

私が上京する折に触れて飲みに行ったりしてたものです。

同性として憧れていたお姉さんと、数年前から実は接点のあった優しいイケメンの先輩(推し)と、お兄ちゃんみたいだけどブレない先輩と

組織にはいろんな人がいたけど、この3人が特に良くしてくれて、ビビり散らかしてた私を輪に入れてくれたり、組織感の情報共有したいねってことでよくご飯行ったりしてた。

 

推し先輩が組織で虐げられた(フィルター)ときも集まってみんなであーだこーだ話し込んだりしたし、私とお姉さんが学習会に行ってきて、帰りにカフェでお茶してたら推しとお兄ちゃん先輩が現れた…ということもあったし

 

推しが酔っ払うとぐだぐだに甘えてくるのも

「みーこを口説くなw」ってツッコむお姉さんも

お姉さんといいコンビ過ぎるお兄さんも

好きだったなあ

 

初めて4人でプライベートで飲もうって

なったのは2019年のくそさみ2月。

2軒ぐらいハシゴして、帰り際の新宿駅

唯一方向の違う推しが、階段下から、ホームに向かう私たちをずっと見送ってくれたんす。

あれがなければ、今日はなかった。

 

お姉さんだけは去年卒業して

私は役職を変えて今年ようやく卒業。

推しとお兄さんも、今年卒業してました。

(この間まで知らなかったw)

 

推しの退任挨拶をzoomの画面越しに見てて

いろいろあったのに、大人な言葉を述べて愛おしそうに振り返る姿にすごく泣いてしまいそうで、たまらずお姉さんにLINEしたら「推しの最終公演かよ」って返ってきて相変わらず好きだなあって思いました()

 

私も結局いろいろあって組織への思いはだいぶ薄味になったけど、この人たちがいたからやってこれたわけで、去年もたくさん伝えたけれど、落ち着いたらまた連絡してみようと思う。

 

ありがとうも、またね、も、好き、も

口にしなければ何にもならなくて、こんなご時世だからこそ前向きな思いは言わないと後悔してしまうことも多分ある。何度だって言っていい言葉や想いもあるんだろうなって。

 

 

なんだか今年の夏、大して人に会ったわけじゃないのにいろんなことがありすぎて、だからこそ大事にしなきゃいけない気持ちもたくさんわかったんだと思うのです。

いつかこの人たちから忘れられてしまっても、私の記憶が抜け落ちてしまっても、どこかに残しておきたくて、たぶん筆を取った。

 

私の8年のうち、最愛の2年はちゃんとあったのだと

 

また真冬の交差点で会える日まで。

約束したものはないけれど、いま勝手にこっそり約束しました。

 

みんなお疲れさまでした。

 

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